発掘情報館
ピロティ(屋外体験)

火打式

吉井火打金
吉井火打金

火打金と火打石を打ちつけて火花を飛ばして火をつける方法です。この方法には、鉄が必要ですので、「もみぎり式」より後の古墳時代終りから奈良時代初め頃に始まりました。

県内の遺跡からも多く出土していて、中世頃からこの方法を主に使用したと考えられています。江戸時代には、高崎市吉井町の火打金が全国的に有名となり、明治10年頃まで大量に生産されていました。じつは現在でも火打金は作られているのです。