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金井下新田(かないしもしんでん)遺跡

平成31年3月 調査
調査場所
渋川市金井字下新田1643番地1他内
調査期間
平成30年11月1日~平成31年3月31日
調査原因
平成30 年度一般国道17号(渋川西バイパス)建設事業に伴う埋蔵文化財調査
委託者
国土交通省
主な時代
縄文・弥生・古墳・古代・中近世
遺跡の内容
3月の調査は、古墳時代の文化層である黒色土層から、さらに下位層のローム漸移層からローム面で、弥生時代から縄文時代の遺構の調査を行いました。
この面からは、縄文時代中期後半から後期にかけての時期と考えられる、柄鏡型竪穴建物1棟(写真1)、土坑2基、ピット1基、溝1条を確認しました。竪穴建物の床面には、大形の扁平礫と小礫で方形に組んだ施設、中央部には石組炉を確認しました。また、入口部と考えられる舌部からは、2基の柱穴が発見されています。
弥生時代の遺構は確認できませんでしたが、遺物包含層から弥生時代後期の樽式土器(たるしきどき)片が出土しました。
来年度は、北側の調査区の調査を継続して行っていきます。
連絡先
金井下新田遺跡調査事務所 090-5490-1699
写真1  調査区全景(北から)
写真2  7号竪穴建物調査風景(南から)