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森下宮原(もりしたみやばら)遺跡

令和5年8月 調査
調査場所
利根郡昭和村森下
調査期間
令和5年6月1日~令和5年12月31日
主な時代
縄文~平安
遺跡の内容
8月は第1面(古代)の調査を終了し、空中写真撮影を行いました(写真1)。竪穴建物23棟、掘立柱建物12棟、土坑22基、ピット291基などを確認しました。特徴的な遺構として、袖部から煙道まで全長2.7mの石組カマドをもつ95号竪穴建物(古代)や深さ約2mの落とし穴(10世紀代)を調査しました。現在は第2面(古墳時代)の調査を行い、103号竪穴建物では土器がまとまって出土しています。
連絡先
森下宮原遺跡調査事務所 070-4458-0363
1 第1面の調査状況
2 95竪穴建物の石組カマド
3 151号土坑(落とし穴)の調査状況
4 103号竪穴建物 土器の出土状況