平成18年度11月
 
牛池川(うしいけがわ)遺跡群   【牛池川河川改修関連】
=  古墳時代の木製品 【約1500年前】 =
 前橋市元総社牛池川遺跡・元総社北川遺跡は、群馬県前橋土木事務所が事業主体となり、平成12年度から17年度にかけて牛池川河川改修工事に伴い発掘調査が実施されました。
 平成17年度から資料整理作業をおこなっていますが、古墳時代中期の木器が発見されています。1・2ともにおそらく農耕用の鍬だが、1は本体の上部に「ヘ」の字形の柄の短辺を紐で結わいて固定する「曲柄型」。これに対して2は、上部の穴に先端を細く加工した柄を直接挿入する「直柄型」。いずれも河道やその縁辺から出土したが、柄こそないもののまだ十分に使える木器です。 こうした、まだ使える木器が捨てられるのは何故でしょうか。今後の大きな課題であります。
1:なすび形鍬 元総社牛池川遺跡A区 1号河道(5世紀後半) 縦49p 幅14p 厚さ2.7p カバノキ属 2:二又鍬 元総社北川遺跡B区 1号河道縁辺(5世紀後半) 縦55.6p 幅14.0p 厚さ1.2p クヌギ節
1:なすび形鍬
 元総社牛池川遺跡A区
 1号河道(5世紀後半)
 縦49p 幅14p 厚さ2.7p
 カバノキ属
2:二又鍬
 元総社北川遺跡B区
 1号河道縁辺(5世紀後半)
 縦55.6p 幅14.0p 厚さ1.2p
 クヌギ節