平成18年度6月
堤沼上(つつみぬまうえ)遺跡 【上武道路関連】
=「勢多」の墨書土器 =
 平成の合併で、勢多郡という慣れ親しんだ地名が消えようとしています。 かつては赤城山の南面を西から東まで、広大な面積を占めていたのですが、 わずかに富士見村を残すだけです。  そんな昨今、思わぬ発見がありました。ここに紹介する勢多の墨書です。 勢の字は、刻印瓦ではおなじみでしたが、勢多の二文字となると墨書でも 初めてです。意味は判然としませんが、筆に勢いがあり、達筆です。日頃、 字を書き慣れた人の手になることはまちがいありません。  東3qには、勢多郡衙上西原遺跡があります。土器の持ち主は、そこへ 通った人ででもあるのでしょうか。今後の整理作業が楽しみです。