平成20年4月調査
 
上郷A遺跡(かみごうえーいせき)
調査場所: 吾妻郡東吾妻町三島
調査期間: 平成20年4月1日〜平成20年5月31日
主な時代: 縄文時代・近世
遺跡の内容:  上郷A遺跡は、昨年度12月まで調査をしていた遺跡です。
 今年度は継続の調査となります。昨年度は、縄文時代中期の集落跡や陥穴群(おとしあなぐん)の一部を調査しましたが、今年度は、集落の範囲から外れて、陥穴群の延長を調査しています。
 現在までに調査した陥穴(おとしあな)は、15基を数え、南側の山地斜面が途切れる箇所に多く見ることができます。中には直径3m、深さ2.5mを超える大型の陥穴も調査しました。陥穴は獣の捕獲に掘られた「ワナ」ですが、中から遺物などがなかなか出てこないため、詳しい時代が解りません。上郷A遺跡の陥穴も、殆どが遺物の出土がなく、残念ながら時代不明となっています。
 しかし146号土坑と呼ばれた陥穴の底近くから、小さな陶磁器の破片が出土しています。古代〜中世頃の陥穴と思われます。
陥穴群全景 西から 2号溝調査風景
陥穴群全景 西から 2号溝調査風景