平成20年3月調査
 
綿貫伊勢遺跡(わたぬきいせいせき)
調査場所: 高崎市綿貫町字伊勢
調査期間: 平成20年3月1日〜平成20年3月31日
主な時代: 古墳時代、古代、中世
遺跡の内容:  国道354号のバイパス建設に先立って、3月から発掘調査をはじめた遺跡です。遺跡東端部の、ごく一部分の調査に着手したばかりなのですが、古墳時代、奈良・平安時代の竪穴住居や土坑、井戸、中世の井戸、溝など、多くの遺構が重なり合って見つかっています。
 現在の調査地点では、特に古代から中世にかけての遺構が多く、古代の竪穴住居に加えて、アルファベットの「L」の文字のように屈曲する溝、井戸があることなどから、古代には村があり、中世には屋敷があったものと考えられます。
 遺跡の南約300mには、埴輪や豊富な副葬品で有名な前方後円墳である史跡観音山古墳があります。現在の調査区内でも古墳時代前期、後期の土器が出土していて、住居などの遺構がたくさんあることがわかっています。発掘調査は平成20年度に継続して行う予定ですが、来年度の調査では、観音山古墳が作られた背景を解明する手がかりとなるような資料が得られるかもしれません。
連 絡 先: 遺跡調査事務所 027−353−6640
観音山古墳を南に見る調査地 重なり合う住居や土坑の調査
観音山古墳を南に見る調査地 重なり合う住居や土坑の調査