| |
|
| 調査場所: |
北群馬郡吉岡町漆原
|
| 調査期間: |
平成20年1月1日〜平成20年2月29日
|
| 主な時代: |
江戸時代
|
| 遺跡の内容: |
桑原田遺跡では天明三年(1783)の浅間山噴火に伴う、厚さ1m以上の泥流に埋もれた水田と水路が見つかりました。水田の表面には、泥流の中に含まれた溶岩塊や礫によって筋状に削り取られた跡がくっきりと残されています。それぞれの水田は畦と水路で区切られていますが、特に細長く区切られた区画や、畦が作られていない部分もありました。
水路は幅の広いものと狭いものの2条が平行して、蛇行しながら北から南へ走り、複雑な水回しをしていたこともわかりました。浅間山の噴火した天明三年当時は、天明飢饉の時期にも当たります。毎年のように天候不順が続いていたようです。水田の変則的な区画や複雑な水回しは、冷夏への対応のかもしれません。
ところで、国道17号前橋渋川バイパス建設に伴って、平成15年度から断続的に発掘調査されてきた桑原田遺跡ですが、2月末をもって、すべての調査が終了しました。
|
|
|
|
|
|
|
泥流中の岩が水田を削った跡
|
天明三年の水田と水路
|
|
|
|