平成19年12月調査
 
林中原T遺跡(はやしなかはらいちいせき)
調査場所: 吾妻郡長野原町大字林字中原
調査期間: 平成19年8月1日〜平成19年12月28日
主な時代: 縄文時代・南北朝〜江戸時代
遺跡の内容:  調査区の東端で発見された中世屋敷では、800基を越える柱穴が見つかり、37棟の掘立柱建物跡が復元されました。竪穴状遺構は3基ありましたが、炉跡を持つものは1基のみでした。掘立柱建物跡の柱穴からは、白磁や天目茶碗の破片、銅製の輪などが出土しました。
 調査区の西端に位置する林城調査区では、調査の最終段階として堀を渡る土橋及び土橋石垣の掘り方調査を行いました。土橋は下幅2.5mで、堀底から石混じりの粘土を層状に約1m盛り、合わせて石垣(土橋石垣)を積み上げていました。石垣には50cm以上の奥行きを持つものもあり、石割をした矢跡を残すものも発見されました。
 調査は12月で終了し、引き続いて工事施工されます。
中世屋敷に復元された掘立柱建物跡群 林城土橋及び土橋石垣掘り方調査風景
中世屋敷に復元された掘立柱建物跡群 林城土橋及び土橋石垣掘り方調査風景