平成19年11月調査
 
林中原T遺跡(はやしなかはらいちいせき)
調査場所: 吾妻郡長野原町大字林字中原
調査期間: 平成19年8月1日〜平成19年12月28日
主な時代: 縄文時代・南北朝〜江戸時代
遺跡の内容:  調査区の東端で中世屋敷の調査をしています。屋敷の規模は約60m規模と考えられ、西面では区画溝も発見されました。
 屋敷のほぼ中央部で東西約2.5m南北約2mの竪穴状遺構が発見されました。内部には壁面に沿って8本の柱穴があり、上屋を架けた建物であったようです。中央部北寄りには地床炉があり、ほぼ真ん中に内耳鍋がすえてありました。鍋の底部は長方形に欠けていて、内面には灰や焼土・炭がこびりついていたため、火を燃やしてコンロのように二次使用されていたようです。この竪穴状遺構では半円形に遺存する紙片や白磁なども見つかっています。
中世屋敷内ピット確認作業風景 竪穴状遺構炉内から出土した内耳鍋
中世屋敷内ピット確認作業風景 竪穴状遺構炉内から出土した内耳鍋