平成19年6月調査
 
五代砂泊遺跡群(ごだいすなどまりいせきぐん)
調査場所: 前橋市五代町1279番地ほか
調査期間: 平成19年5月1日〜平成19年11月30日
主な時代: 旧石器・縄文・古代・江戸時代
遺跡の内容:  縄文時代の土坑142基と、平安時代の住居跡3軒、道跡1条、近世の溝状遺構4条、竪穴状遺構7基の発掘調査を実施しました。
 また、旧石器時代の試掘調査も継続して行いました。縄文時代の土坑は柱穴状で小規模でした。平安時代の住居跡は、東海地方で作られた灰釉陶器の径12cm程の大ぶり耳皿が出土しています。この大きさの耳皿は珍しい発見です。耳皿とは、平らな皿の両端を内側に折り曲げた皿で、箸を置くための器です。
 この他、鉄生産にかかわる鉄滓が少量出土しました。道跡は幅2m程で深さ60mの溝の底面を道としていました。概ね南北の方向に造られています。近世の溝状遺構は、屋敷などを区画した遺構と考えられます。
 旧石器時代の調査では、1箇所の試掘トレンチから石器が出土しましたが、周囲からはほかの遺物は発見されませんでした。
連 絡 先: 遺跡調査事務所 027(269)9713
旧石器時代の調査状況 平安時代の住居跡の調査状況
旧石器時代の調査状況 平安時代の住居跡の調査状況