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| 調査場所: |
北群馬郡吉岡町漆原地内
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| 調査期間: |
平成19年2月15日〜平成19年3月31日
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| 主な時代: |
室町時代・江戸時代
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| 遺跡の内容: |
本遺跡の発掘調査は国道17号前橋渋川バイパスの建設に伴って行われたもので、平成18年度4月〜6月発掘調査を行った桑原田遺跡に近接しています。
阿久津遺跡は平成15年度から断続的に発掘調査を行っていますが、今回の調査区でも天明三年(1783)の浅間山大噴火の時に発生した泥流で埋まった水田跡が発見されました。今次調査では1.7〜2.4mの厚さの泥流を除去し、水田17枚、溝3条、畦道(あぜみち)1条、土坑(穴)7基を調査しました。このうち土坑2基は並走する溝2条を分断するように、縦に連なる5基の大型土坑は水田や水路や畦道を壊して掘られていました。これらの土坑を上から見た形はいずれも長方形ですが、水路に掘られた2基は薄い箱のような形、一方大型土坑はきんちゃく袋のような底の方がふくらんだ形をしていました。
また連続する大型土坑と大型土坑の間は仕切られていたようで部分的にかなり薄いものもある壁が残り、壁面には幅狭の鋤(すき)か鍬(くわ)で削った痕跡も見ることができました。これらの土坑は明らかに泥流で埋まったもので、後世に掘られたものではありません。浅間山の噴火は今の暦で8月のこと。稲作には不利なはずですが何のために掘ったものなのか、不思議な遺構でした。
なお発掘調査は3月末に完了しています。
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224年前の水田
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水田面に掘られた大型の土坑群
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