平成19年2月調査
 
上泉唐ノ堀遺跡・上泉新田塚遺跡群
   (かみいずみからのほりいせき・かみいずみにったづかいせきぐん)
調査場所: 前橋市上泉町2479ほか
調査期間: 平成18年7月3日〜平成19年3月31日
主な時代: 旧石器・縄文・古代・近世
遺跡の内容: 上泉唐ノ堀遺跡では旧石器時代の調査を行い、数箇所で石器等の出土がありましたが、夏季の調査の様に密集して出土状態ではありませんでした。この調査をもって、今年度の上泉唐ノ堀遺跡の調査は終了になりました。
 上泉新田塚遺跡群では、調査区の西側部分と東側部分の発掘調査を継続実施し、西側調査区では旧石器時代の調査を行いました。12月から開始した試掘調査トレンチの中で、遺物が発見された箇所を拡張して調査を実施しています。
 縄文時代の住居跡は、新たに2棟を調査しました。これまでに合計8棟の発掘調査をしましたが、これらの他に未調査のものが2棟あります。この内の1.棟は3月に調査し、残りの1.棟は次年度の調査になります。
 東側調査区は、夏季に調査を実施した区域に接する部分の調査に入りました。ここでは、台地の走行に沿って縦に伸びる4条の道路跡が発見されました。この内2条は、夏季の調査でも発見されていた古代の道路と、「三夜沢道」と呼ばれた道路につながるものです。新たに発見された道路跡は古代と近世のものでした。
 旧石器時代の試掘調査では、遺物は発見されませんでした。縄文時代の調査では、新たに100基を超す土坑が発見されています。
 この他、赤城山の活動によって生じたと考えられる断層も認められました。
連 絡 先: 遺跡調査事務所 027−269−9713
上泉唐ノ堀遺跡(旧石器拡張8区)調査状況 上泉新田塚遺跡群(旧石器拡張3区)調査状況
上泉唐ノ堀遺跡(旧石器拡張8区)調査状況 上泉新田塚遺跡群(旧石器拡張3区)調査状況