歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

金井下新田(かないしもしんでん)遺跡・金井東裏(かないひがしうら)遺跡 平成27年8月調査
調査場所

渋川市金井地内

調査期間

平成27年4月1日~平成28年3月31日

調査原因

平成27年度(国)353号金井バイパス(上信自動車道)道路改築事業(国道・連携)

委託者

渋川土木事務所

主な時代

縄文・弥生・古墳・中近世

遺跡の内容


 7月に引き続き、金井下新田遺跡1区で6世紀初頭の榛名山噴火による火砕流をさらに掘り進める調査を行いました。猛暑や不安定な天候が続き調査は難航しましたが、数点の土器が出土するとともに、調査区内の所々で何らかの構造物の痕跡の可能性が高い多量の炭化物や変色が見られました。また、火砕流直下、つまり火砕流がこの地域に到達する直前まで人が生活していた可能性のある住居の周堤(竪穴式住居を造るために、床にする範囲を掘ってその土を積み上げた住居の周りの高まり)も見えてきました。
 このあと、昨年調査が行われた大型竪穴住居の残りの部分を含む5区の調査を行うため1区の調査は少し先になりますが、慎重に調査を進め火砕流が到達する前の様子を明らかにしていきたいと思います。


連絡先
金井下新田遺跡調査事務所 090-2414-2561


写真1 1区調査風景

写真1 1区調査風景

写真2 火砕流中から出土した土器

写真2 火砕流中から出土した土器

写真3 構造物の痕跡と見られる炭の一部

写真3 構造物の痕跡と見られる炭の一部

写真4 火砕流で埋もれた竪穴住居の周堤

写真4 火砕流で埋もれた竪穴住居の周堤

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