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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

金井東裏(かないひがしうら)遺跡 平成26年2月調査
調査場所

渋川市金井地内

調査期間

平成25年4月1日~平成26年3月31日

調査原因

(国)353号金井バイパス(上信自動車道)道路改築事業

委託者

渋川土木事務所

主な時代

縄文・弥生・古墳・中近世

遺跡の内容


 今月も引き続き7区の調査を継続しています。7区では縄文時代前期の住居跡が確認されました。前期の住居跡の検出はこれまでに10軒を越え、住居跡の周辺からは土坑群が確認されています。土坑群には縄文時代前期の土器を出土するもの(写真1)や中期の土器を出土するものが主体的ですが、弥生時代中期の土器を出土する土坑(写真2)などもあります。
 さらに今月は7区の北側に接する8区の調査を開始しました。Hr-FPの上面では中世から近世にわたる墓が確認されました。6世紀初頭の火山灰(Hr-FA)の下には古墳時代中期の小型の住居跡が確認されました。この住居の南東部にはカマドが確認され、このカマドから大型の甕が出土しました。甕の下からはカマドの支脚として使われた石が確認できました(写真3)。また、8区の中央部からは縄文時代後期の敷石住居跡(写真4)、南端部からは古墳時代中期の大型住居跡の一部が検出されました。

問い合わせ 
金井東裏遺跡調査事務所 電話 0279-23-8523


写真1   77区縄文時代前期土坑

写真1  7区縄文時代前期土坑

写真2 7区弥生時代中期土坑

写真2 7区弥生時代中期土坑

写真3 8区古墳時代中期竈

写真3 8区古墳時代中期竈

写真4 8区縄文時代敷石住居跡

写真4 8区縄文時代敷石住居跡

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