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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

金井東裏(かないひがしうら)遺跡 平成25年12月調査
調査場所

渋川市金井地内

調査期間

平成25年4月1日~平成26年3月31日

調査原因

(国)353号金井バイパス(上信自動車道)道路改築事業

委託者

渋川土木事務所

主な時代

縄文・弥生・古墳・中近世

遺跡の内容


7区の調査では、縄文時代の住居が8軒検出された他、土器片などの多量の遺物が出土しました。検出した住居の中には、縄文時代後期の柄鏡形敷石住居が1軒ありました。入口と考えられる柄鏡の柄にあたる部分には、平らな石が敷かれており、住居中央からは石囲炉が検出されました。
9区では、2号墳の主体部の調査を行いました。1号墳の第1主体部と同じように石を周りに配置する主体部で、形状と遺物の出土状況から頭位は東向きと考えられます。頭部の位置と考えられるやや東寄りからは、砥石・袋状鉄斧・刀子(2点)が出土しました。また、小さな鉄片が数片、同じ場所から出土しています。
周堀の際からも、槍鉋などと考えられる工具が4点出土しており、葬られた人の職掌を示している可能性があります。

問い合わせ 
公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団 電話 0279-52-2511


写真1  7区 柄鏡形敷石住居

写真1 7区 柄鏡形敷石住居

写真2 7区 柄鏡形敷石住居の石囲炉

写真2 7区 柄鏡形敷石住居の石囲炉

写真3   9区 2号墳の完掘状況

写真3 9区 2号墳の完掘状況

写真4 9区 2号墳の主体部遺物出土状況。

写真4 9区 2号墳の主体部遺物出土状況。

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