富岡市上高尾地内
平成22年7月1日~平成22年9月30日
室町時代・戦国時代
本遺跡は、高田川の北側の山頂付近に位置し、「富岡城跡」として周知されている中世の山城であり、西毛広域幹線道路の建設に伴い発掘調査を実施しています。
富岡城は、大泉町の小泉城(富岡城)を本拠地とした富岡氏が、小泉城へ移る前に居た場所という説があります。今回の調査は、城の本丸西側の郭(くるわ)とその周囲の堀が対象で、7月から調査を始めました。その結果、本丸西側郭の北斜面には、上層に堀底の深さ90cmで幅4.5mほどの箱堀(はこぼり)状となる堀と、その下層に掘底の深さ2.5mで幅70cm前後となる薬研堀(やげんぼり)との2時期の堀があり、堀の改修があった可能性がうかがえます。そして、斜面と堀の間には犬走りと呼ばれる狭い平坦面が堀に並行して検出されました。
これから、本丸西側の郭と郭を区画する堀の調査を本格化します。
富岡城跡調査事務所 0274-63-8437

