藤岡市矢場地内
平成22年4月1日~平成22年8月31日
古墳時代~奈良・平安時代、中世
矢場三ッ橋II遺跡は、県道前橋長瀞線の道路改築事業に伴い4月から発掘作業を行い、調査も終盤になりました。遺跡では、7月末で主な遺構群がほぼ検出されつくし、竪穴住居は約70軒に達しました(写真1)。
竪穴住居の時代は、6世紀初頭から10世紀代(古墳時代後期から平安時代)で、7~8世紀の竪穴住居が多く見つかっています。
土坑や柱穴、掘立柱建物があまり見られず、主体となる時期の竪穴住居は平面形が6m四方程度のものが多いようで、8m四方の大型のものも2軒含まれ、この時期としては比較的大きな住居が多いという印象を受けます。
遺跡地一帯は、矢場川などが形成した扇状地で、緩やかな斜面を形成する微高地と低地が広がっています。調査の結果、谷筋の狭い微高地にムラが広がる景観が想像され、当地の農耕地開発は、古墳時代から奈良時代にかけて積極的に展開されたのでしょうか?
矢場三ッ橋Ⅱ遺跡調査事務所 0274-40-9937

