歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

間之原(あいのはら)遺跡平成22年7月調査
調査場所

太田市竜舞町地内

調査期間

平成22年4月1日~平成22年9月30日

主な時代

縄文・古墳・奈良・平安時代

遺跡の内容

今年の4月から7月にかけ、掘立柱建物を15棟、竪穴住居を約60軒確認し、古墳時代後期から平安時代に属すると考えられる15棟の掘立柱建物と20軒の竪穴住居の調査が終了しました。現在調査中の10軒の竪穴住居も、古墳時代後期から平安時代にかけての住居です。そのうちの16号竪穴住居は、平面形が1辺約9m四方の大型住居で、遺存状況が良く須恵器がたくさん出土し、建てられたのは7世紀前半と考えられます。この住居で特徴的なことは、屋根を支える主柱を埋めた穴の底に薄く粘土を敷いていることです。
また、規則的に掘られた穴でありながら、その目的が不明な穴の列が見つかっています。それは、2つで1組となると想定される穴で、径が30~50㎝、深さが1.0~1.5m、2穴の間隔が0.8~1.8mの、垂直に掘られた穴列群(写真1・2)です。遺跡内から3組と2組の合計5組が検出されています。井戸とは考えられず、興味深くはありますが、その用途は不明なままです。竪穴住居と同じ古墳時代~平安時代の時期に属すると考えています。

連絡先

間之原遺跡調査事務所 0276-46-0537


2基1組みの穴列群

写真1 2基1組みの穴列群

穴の底の様子

写真2 穴の底の様子

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