歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

北山(きたやま)遺跡平成22年6月調査
調査場所

みどり市笠懸町阿左美地内

調査期間

平成22年4月1日~平成22年6月30日

主な時代

縄文時代・旧石器時代

遺跡の内容

本遺跡の発掘調査は6月末をもって終了となりました。今回の調査では、縄文時代の遺構・遺物を中心に数多くの発見がありました。今までに発見された縄文時代の遺構は、縄文時代前期の竪穴住居6棟、落とし穴や袋状土坑などの土坑164基、掘立柱建物跡1棟などです。遺跡の規模から考えると、非常に多くの遺構が見つかったと言えましょう。
旧石器時代の石器は出土しませんでしたが、6月10日に新聞報道された旧石器時代の土坑が発見されました。旧石器時代の竪穴遺構の発見例は全国的にも少なく、県内でも3例目という貴重な遺構です。発見された旧石器時代の土坑は、表土から110cm下の関東ローム層で見つかり、約2万年前に掘られたものと推定されます。土坑の大きさは、平面形が直径140cmの円形で、深さ50cmです。残念ながら、その用途については明らかになっておりません。発見された土坑から西に約100メート離れた場所(旧笠懸町教育委員会が昭和54年に調査を行った場所)では、旧石器時代の石器が発見されています。

連絡先

群馬県埋蔵文化財調査事業団 0279-52-2511


2号竪穴住居遺物出土状況

写真1 2号竪穴住居(縄文時代前期後半)遺物出土状況

縄文時代前期後半の掘立柱建物跡全景

写真2 縄文時代前期後半の掘立柱建物跡全景

旧石器時代の土坑の断面

写真3 旧石器時代の土坑の断面

旧石器時代の土坑全景

写真4 旧石器時代の土坑全景

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