歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

北山(きたやま)遺跡平成22年5月調査
調査場所

みどり市笠懸町阿左美地内

調査期間

平成22年4月1日~平成22年6月30日

主な時代

縄文時代

遺跡の内容

本遺跡の発掘調査も2ヶ月が経過し、中盤を迎えています。先月に引き続き、縄文時代の遺構・遺物が数多く発見されています。
遺物の多くは、縄文時代の中でも、前期後半とされる諸磯a式から諸磯b式にかけての時期が主体となっており、遺構には壁穴住居や土坑があります。竪穴住居は平面形が円形で、中央付近に赤く焼けた炉が見つかっています(写真1)。土坑には底部が袋状に底が広がった形のものや(写真2)、落とし穴と考えられるものもあります。
また、前期前半の関山Ⅰ式期の竪穴住居も検出されています(写真3・4)。この住居跡は、平面形が方形で壁際に狭い溝が巡っていますが、西側の半分は調査区外となり全体像はつかめません。

連絡先

北山遺跡調査事務所 0277-76-1010


諸磯式期の竪穴住居

写真1 諸磯式期の竪穴住居

底が広い袋状土坑

写真2 底が広い袋状土坑

関山式期の竪穴住居

写真3 関山式期の竪穴住居

住居出土の関山式土器

写真4 住居出土の関山式土器

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