前橋市小神明町
平成22年2月1日~平成22年3月31日
縄文時代、奈良・平安時代
遺跡は、前橋市の北部、赤城山南麓の台地上に位置しています。調査は一般国道17号(上武道路)の改築工事に伴って実施しました。2月に調査を開始し、奈良・平安時代の溝やピットを検出していますが、3月は主に調査区北部の縄文時代の遺物集中遺構を調査しました。
縄文時代の遺物集中遺構では4世紀に降下した浅間山火山灰(As-C)混土層の下位の黒褐色土層から暗褐色の関東ローム漸移層上部にかけて、約100点に及ぶ遺物が集中して出土しました。遺物は雲母石英片岩の小片が主体を占め、縄文土器の小破片や剥片石器を伴っていました。この遺物集中遺構の性格については、雲母石英片岩が他地域からの搬入とみられることから、この場所で雲母石英片岩の製品加工が行われた可能性が高いと考えられます。
財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団 0279-52-2511

