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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

吉井川下宿(よしいがわしもじゅく)遺跡平成22年1月調査
調査場所

高崎市吉井町川地内

調査期間

平成22年1月7日~平成22年1月30日

主な時代

古墳時代、江戸時代

遺跡の内容

遺跡は国道254号線の川内交差点のすぐ東側にあります。南側から舌状に延びる丘陵下にあたり、付近の標高は120mほどです。江戸時代には吉井宿の入り口にあたり、幕末から明治にかけて、吉井特産の火打ち金造りの鍛冶屋があったことがわかっています。
遺跡の東側では天明三(1783)年の浅間山噴火に伴う火山灰や軽石をかぶった街道跡が見つかり、この道の40cmほど下には小石を敷き詰めたさらに古い道が見つかりました。古い路面から出土する遺物により、18世紀代まで使われていたことがわかりました。現代の道は丘陵の裾を削って南側へ移動し、その北側に耕地や宅地が広がっています。
遺跡西側では、前述の軽石で埋められた井戸がありました。製鉄時の滓(かす)が多量に出土し、鞴(ふいご)の先端に付ける羽口(はぐち)も混じっていました。また鍛冶屋の作業場と思われる痕跡も部分的に確認でき、周辺から多量の鍛造剥片(たんぞうはくへん)が検出されました。また、古墳時代後期・7世紀代の竪穴住居を1軒調査しました。住居の北壁にカマドが設けられた1辺6mの大形住居で、火事で焼け落ちていました。特筆する遺物としては、金メッキした銅製の耳環(じかん)が1対出土しました。
その他にも陥穴(おとしあな)や桶を埋めた穴など、約40基の土坑や溝等を調査し、1月で終了しました。

連絡先

財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団 0279-52-2511


下面の道跡

下面の道跡

軽石を捨てた井戸

軽石を捨てた井戸

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