佐波郡玉村町上新田地内
平成22年1月1日~平成22年3月31日
古墳・平安時代
この遺跡は玉村町の西端近く、水田地帯の中央にあります。国道354号線(玉村バイパス)の工事に先だって発掘調査を行い、本年度は8区・9区の2地区、合わせて6,380㎡を対象にしています。
調査は1月から開始し、まず8区の調査を行っています。この地区からは、平安時代後期の1108年(天仁元年)に噴火した浅間山の軽石(浅間B軽石)で埋もれた水田跡が見つかりました。残念ながら戦後の土地改良事業で削られてしまった部分が多いのですが、東側1/2くらいの範囲に当時の水田面が残っていました。この付近の水田跡は条里制によって碁盤の目のように区画されていますが、ここでは大区画の境界である大畦畔(だいけいはん)と、その内部を細かく区画する畦畔とが見つかっています。また、一部には畝(うね)の跡も見られるので、水田の脇には畠が作られていたようです。
上新田中道東遺跡調査事務所 090-3244-0005

