前橋市青柳町
平成22年1月4日~平成22年3月31日
古墳時代
1月から、前橋市青柳町の上武道路予定路線内で山王・柴遺跡の調査が始まりました。
現在、この遺跡では古墳時代初頭と思われる竪穴住居6軒、同時期と考えられる畑の跡、古墳時代後期以降と思われる小石槨礫床墓4基を検出しました。住居跡は古墳時代初頭頃に噴出したと思われる浅間C軽石が、堆積している住居と堆積していない住居に分かれていました。4号住居ではこの軽石が厚く堆積しており、床面上には甕や坩(かん)と呼ばれる小型の壺など完形に近い土器13個体と共に、土器片も多数検出されました。当時の人々の生活がしのばれる良好な資料となりそうです。
石槨の中に礫を敷き詰めた小石槨礫床墓については、1号小石槨墓の礫床下から6世紀初頭に噴火したと思われる榛名二ッ岳渋川テフラ(FAテフラ)が堆積していました。詳細は今後の2~4号小石槨礫床墓の調査を経て検討しますが、住居群と小石槨礫床墓群は時期差があると考えられます。
山王・柴遺跡調査事務所 027-210-3133

