歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

上細井蝉山(かみほそいせみやま)遺跡平成21年12月調査
調査場所

前橋市上細井町地内

調査期間

平成21年10月1日~平成22年3月31日

主な時代

古墳・奈良・平安時代

遺跡の内容

この遺跡は、上武道路の建設に伴う発掘調査です。12月の調査は平安時代の竪穴住居4軒の他、ローム層中の旧石器時代の試掘調査を行いました。
平安時代の住居はいずれも9世紀後半で、その多くは一辺が3mほどの小型住居ですが(写真1)、1軒だけ一辺5.5mの大型住居がありました(写真2)。この住居は竈(かまど)も川原石を使った大きなもので、煙道の天井部も石材を用いてしっかりとした造りとなっていました(写真4)。
小型住居も大型住居も同じ年代に建っていたもので、この規模の差はおそらく住居に住んだ人の階層の差を示しているものと考えられます。これは、集落の構成を考える上で注目される資料となりました。

連絡先

上細井蝉山遺跡調査事務所 027-232-4889


小型住居

写真1 小型住居

大型住居

写真2 大型住居

小型住居の竈

写真3 小型住居の竈

大型住居の竈

写真4 大型住居の竈

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