前橋市上細井町、富士見町
平成21年9月1日~平成21年12月31日
奈良時代、平安時代
11月の調査では、10月より継続して調査をしていた2区の調査が完了しました。また、遺跡内の南西部に位置する4区の調査を開始しました。4区では古代の竪穴住居を7軒、中世のものと考えられる大溝を含む溝が8条検出され、目下精査中です。
2区では調査区の西側で、北から南に水が流れたと思われる時期不明の溝(1~5号)を検出しました。この溝は何度も掘り直されて使われていたと考えられます。2区とその西側の3区の間には、現在でも使われている農業用の水路があり、水は北から南へと流れています。1~5号溝は恐らくこの用水路の前身であると想定されます。またこの1~5号溝には、高低差を利用して東から西へ水の流れた溝(6号)が合流していることもわかりました。
今後、3区で検出された古代の用水路を含め、本地域における古代から現代までの用水路の変遷とその意義を検討したいと考えています。
王久保遺跡調査事務所 027-288-1711

