吾妻郡長野原町大字林地内
平成21年11月2日~平成21年12月24日
中世・江戸時代
遺跡は吾妻川左岸の最上位段丘面に位置します。国道145号線と町道部分の新設工事に伴う発掘調査は、一昨年度から行っています。11月から国道と町道の連結部分の調査を開始し、これまでに竪穴遺構・溝跡・土坑・ピットなど数多くの遺構が見つかりました。今月の調査では、竪穴遺構のほかピットが350基以上検出され注目されます。
竪穴遺構から遺物の出土はほとんどありませんでしたが、壁面に沿って柱穴が8基見つかり、その時期は中世ではないかと考えられます。また町道と国道との連結部分では、直径が30~50㎝、深さ50~90㎝ほどの大きさの柱穴が多く見つかり、8棟の掘立柱建物が確認されました。これまでの発掘調査によって周辺は中世を中心とした掘立柱建物群となり、大型の掘立柱建物跡も見つかっています。来月も引き続き隣接部分の調査を行う予定であり、さらに増える可能性があります。
林中原Ⅰ遺跡調査事務所 0279-82-0466

