歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

長谷津(ながやつ)遺跡平成21年11月調査
調査場所

安中市西上磯部地内

調査期間

平成21年4月1日~平成21年12月31日

主な時代

縄文・弥生・古墳時代

遺跡の内容

今月も南半部の調査を継続しています。この部分の表土除去が完了し、遺構を精査したところ、40軒を越す竪穴住居があることが分かりました。その大部分は傾斜の緩いところにありますが、南側の急斜面の部分にも3軒ほど見られます。これまで多かった弥生時代の住居は南斜面に近づくほど数が減り、それに替わって古墳時代の住居が増えていく傾向にあります。
今月調査した住居の中には、古墳時代前期の住居がありました(写真左)。同時代の住居は他にも5軒見つかっています。この時代の遺構はこれまで方形周溝墓2基を調査していますが、同時代の住居はこれまで見つかっていませんでした。墓と住居が厳密に同時期のものと言えるのかは、今後出土遺物などを検討して明らかにしたいと思います。
写真2は縄文時代前期の住居です。大型の住居で、縦約9.8m、横約6.8mの長方形をしています。残りが非常に良く、深さは80㎝もありました。壁下に設けられた溝が二重になっている部分があり、途中で拡張したようです。この時代の住居はもう1軒見つかっていて、本遺跡では合計4軒となりました。

連絡先

長谷津遺跡調査事務所 027-384-1466


古墳時代前期の竪穴住居

古墳時代前期の竪穴住居

縄文時代前期の竪穴住居

縄文時代前期の竪穴住居

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