前橋市上細井町地内
平成21年10月1日~平成22年3月31日
奈良時代、平安時代
この遺跡は、上武道路の建設に伴う発掘調査です。調査は10月から開始しましたが、今月の調査では奈良時代、平安時代の竪穴住居約10軒を検出しました。
平安時代の竪穴住居のひとつは一辺3mほどの小さなもので、東壁に煮炊きのための竈(かまど)を設置しています(写真2)。住居の南東隅からは、重ねられた状態のものも含めて、ほぼ完形の須恵器の坏8個が出土しました。これらの須恵器を検討した結果、9世紀後半であることが判明しました。
遺跡は赤城山南西部の裾野に広がる台地上にありますが、この台地に奈良時代から平安時代にかけて、集落がどのように展開したのでしょうか。今後の調査に興味がもたれるところです。
上細井蝉山遺跡調査事務所 027-232-4889

