歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

十日市遺跡(とうかいち)遺跡他平成21年10月調査
調査場所

北群馬郡吉岡町大字北下 他

調査期間

平成21年4月1日~平成21年12月31日

主な時代

縄文・平安時代

遺跡の内容

十日市遺跡群の一つ千代開北(ちょっかいきた)遺跡は、(主)高崎渋川線道路改築工事に伴い9月から発掘調査を実施し、10月で調査が終了しました。遺跡からは、平安時代の竪穴住居跡が2軒、平安時代の浅間Bテフラで埋没した水路が1条、中世から近世の溝が2条見つかりました。また、第2面の調査では縄文時代の遺物包含層とピット群、埋甕(うめがめ)が見つかりました。
平安時代の溝は、幅が1mあまりで当時の谷に流れ込む排水路のような溝でした。埋没谷の調査では、平安時代の土器などの遺物や加工木材のほかに、木製漆椀の破片が1点出土しました。
縄文時代中期後半の遺物包含層とピット群からは、土器片や打製石斧などの遺物が出土しました。土器が埋められた遺構は、2基ほど検出されましたが、住居の一部である証拠は得られませんでした。遺物包含層には、吉岡テフラ(浅間D)と呼ばれる5千年前の浅間山起源の火山灰が含まれており、出土した遺物との年代も調和的でした。

連絡先

十日市遺跡調査事務所 0279-54-7837


埋没谷と溝の状況

埋没谷と溝の状況

縄文時代の埋甕

縄文時代の埋甕

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