歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

王久保(おうくぼ)遺跡平成21年10月調査
調査場所

前橋市上細井町、富士見町

調査期間

平成21年9月1日~平成21年12月31日

主な時代

奈良時代、平安時代

遺跡の内容

9月より始まった王久保遺跡の調査ですが、10月は1区から道路を挟んだ北側の2区を中心に調査を進めました。2区では奈良・平安時代の住居跡7軒、土坑・ピット等を検出しました。この住居群は先月調査した1区と同時期のものと考えられ、1・2区あわせた集落が展開していたことが想定されます。
住居跡はカマドや床面がしっかり残ってるものが大半でしたが、4号・5号住居は後世の畑耕作溝により、立てた爪で掻かれたような状態で破壊されていました。表土掘削した段階ではよくわかりませんでしたが、耕作溝を先に掘り、その状況を確認したところ住居跡が2軒検出されました。発掘調査では、必ずしも保存の良い状態で遺構が検出されるわけではないということを改めて教えられました。
11月は1区西側の4区を調査する予定です。

連絡先

王久保遺跡調査事務所 027-288-1711


2区の調査の様子

2区の調査の様子

2区5号竪穴住居跡

2区5号竪穴住居跡

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