歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

王久保(おうくぼ)遺跡平成21年9月調査
調査場所

前橋市上細井町、富士見町

調査期間

平成21年9月1日~平成21年12月31日

主な時代

奈良時代、平安時代

遺跡の内容

9月より、前橋市上細井町、富士見町の上武道路の予定路線内で王久保遺跡の調査が始まりました。9月は1区・3区を中心に調査しています。1区では、奈良・平安時代の住居跡5軒、掘立柱建物1軒の他に土坑、ピット等を検出しています。なかでも8世紀代に使われていたと考えられる1号住居は、鉄製の鎌や石製紡錘車などが出土し、また墨で文字が書かれた墨書土器が出土しました。どんな文字が書かれているかは今後の分析により明らかになります。たくさんの出土物から住んでいた人の暮らしぶりが復元されます。
3区では、溝が5条検出されました。1号溝は埋没土の上にAS-Bと呼ぶ軽石層が堆積しており、天仁元年(1108年)の浅間山の噴火時にはすでに埋もれていたことがわかりました。
調査は12月まで継続して行われます。

連絡先

王久保遺跡調査事務所 027-288-1711


1号住居出土墨書土器

1号住居出土墨書土器

3区の調査状況

3区の調査状況

前ページへ戻るページトップへ戻る