吾妻郡長野原町大字林地内
平成21年4月1日~9月30日
縄文時代
この遺跡は、八ッ場ダム建設工事に伴う国道145号線付替と町道新設に先立つ調査です。遺跡は吾妻川左岸の最上位段丘面、標高610~630mに位置します。ここは縄文時代中期後半(約5000年前)~後期前半(約4000年前)にかけての大きな集落遺跡です。今回はその一部を発掘調査し、これまでに竪穴住居58軒、墓坑等を含む土坑200基以上、祭祀関連遺構と思われる列石4基などが確認されています。
列石は、緩傾斜する地形を巧みに利用しながらつくられています。
4月25日には地元地区を対象として、現地での説明会を開催しました。また地元の長野原第一小学校からは、体験学習として発掘調査への参加希望があり、6月9日に児童約20名による発掘体験が行われました。発掘体験者の中で特に興味を持った生徒は、後日八ッ場ダム調査事務所の展示室で、土器や石器を見学しました。このように幅のある学習活動への協力も行っており、地元住民の皆様の理解を得ながら発掘調査を進めています。
発掘調査事務所 0279-82-0466



