妻郡長野原町大字川原畑字西宮地内
平成20年10月1日~平成20年12月26日
江戸時代(天明三年)
西宮遺跡は長野原町の吾妻川左岸の中位段丘に位置します。
10月末から発掘調査に着手し、国道145号とJR吾妻線沿いの1区では、天明三年(1783)の泥流下から麻と思われる作物の痕跡と畑が検出されました。
さらに、厚さ1.5mの泥流を溝状に掘り抜き、畑面の土を天地返しすることで農地を復旧したと思われる復旧溝(復旧痕群)が検出されました。復旧溝には、農地に不要な石を意図的に埋めた痕跡も見られ当時の人たちの災害復旧に対する強い思いが伺えます。
前橋市や玉村町などの遺跡からも復旧溝(復旧痕群)は検出されていますが、長野原町では初めての事例です。
また、畑下からは暗渠と思われる石の列が検出されました。おそらく水が湧き出しやすい部分の対策として作られたと思われます。
遺跡調査事務所 027(269)9713
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| 1-1区空撮 上が北 | 暗渠全景 北から |