

霊園建設に伴って、昭和45年から48年、高崎市教育委員会によって、5次にわたる発掘調査が行われ、5基の古墳をはじめとして、縄文時代から奈良時代の住居などが調査されました。
調査された3基の古墳(峯林古墳 楢ノ木古墳 若田大塚古墳)と縄文時代の敷石住居1棟が市の指定史跡として、八幡霊園内に復元保存されています。
縄文時代の住居は中期から後期にかけてのものを中心として22棟が調査され、多くの土器や石器が出土しました。住居は一般的な竪穴住居の他に床面に石が敷かれた敷石住居と呼ばれるものが見つかっています。
この敷石住居は現在、上屋付きの建物内に移築保存されており、見学することができるようになっています。石で四角に囲われた炉と、床面に敷かれた石の様子および、南側に作られた張り出し部の様子が良くわかります。
若田原遺跡がある台地上には、多くの古墳や遺跡があります。南に1km程下った所には、観音塚古墳、二子塚古墳、平塚古墳などの大型前方後円墳を見ることができます。また古墳に近接して高崎市観音塚考古資料館(月曜日休館)があり、観音塚古墳から出土した遺物をはじめ、若田原遺跡から出土した土器や石器なども併せて見学することができます。