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七鈴鏡(しちれいきょう) |
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鈴鏡は、縁に4個から10個の鈴を飾り、鏡背の模様は獣形のものが多く、関東、中部地方の後期古墳から発見されることが多い。県内から出土している巫女(みこ)をかたどった人物埴輪の腰につったものがあり、祭祀(さいし)儀器として用いられた可能性が高い。
この鏡は西光寺南の古墳の盛り土を、昭和初年の道路工事に伴い崩したときに出土したと言われている。中国製の鏡をまねて国内で作られた鏡(●製鏡=ぼうせいきょう)で、鏡の回りに7つの鈴が付いている。また、鏡背の模様は、神仙・獣形・珠文・蕨手(わらびて)文などが施されており、同時期の●製鏡と共通している。 今なお、鈴の音色はさわやかであり、古代の響きを感じることができる。 (神戸聖語) ※●にんべんに方 |
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この環頭大刀は金銅製であるが、環の部分は磨滅し鍍金(メッキ)がかなり失われてしまっている。しかし、首の部分には鱗(うろこ)状の文様が丹念に打ち込まれており、本来はこの柄頭(つかがしら)がていねいに仕上げられたことがうかがえる。 |
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この馬形埴輪は、首から尻(しり)にかけて欠損部が多く、胸繋(むながい)とその鈴などを復元した個所もあるが、背に鞍をのせ、杏葉(ぎょうよう)や雲珠(うず)など飾り金具の付いた馬具を装備しており、いわゆる「飾り馬」と呼ばれる類に属する。胴は短く、足は円筒状に変形して作られているが、顔はそれに比べて写実的である。鬣(たてがみ)は大きく、きれいに切りそろえている。顔の原型は「円筒側板作り」であり、耳穴・目・鼻は円形に穴を開け、口は閉じずに楕円(だえん)形に開く。面繋(おもがい)に大きな辻(つじ)金具を表し、轡(くつわ)の両端にはf字状の鏡板を付けている。鏡板は写実性に富んでおり、円形粘土粒を貼り付け、小さな鋲(びょう)までも表現している。鐙(あぶみ)は輪鐙で、蹄(ひずめ)も表現している。
四足は前傾し、今にも歩き出しそうであるが、黄泉(よみ)の国へと誘ったのであろうか。それとも黄泉の国における乗り物として供えられたのだろうか。群馬では馬形埴輪は特に多くの古墳で樹立されており、埴輪祭祀における馬の存在意義は大きい。 (宮田 毅) |