| 和田遺跡(わだいせき) |
| 富岡市上丹生字和田にある。妙義山から連なる大桁山の東面の中腹、平地からの比高約140メートルの標高350メートルほどの地点に立地する。本遺跡に一部重複して10基ほどの円墳からなる古墳時代後期の和田古墳群もある。1994年にゴルフ場の造成工事に伴って一部が調査され、縄文時代早期の遺物包含層、集石1、前期の竪穴住居4、土坑4、弥生時代中期後半の遺物包含層、古墳時代前期の竪穴住居1、終末期の円墳1、平安時代の竪穴住居1が発見された。縄文時代早期の出土土器には撚糸文、押型文が見られ、本地域の縄文時代最古の遺跡の一つである。古墳時代前期の竪穴住居からは、樽式系統の土器、赤井戸式系統の土器、土師器が伴出している。古墳は、ゴルフ場内の緑地保存区に移築して復元保存されている。出土遺物は富岡教委に保管されている。〈井上太〉 |
| [文献] ◇『和田遺跡』 富岡市教委 1994 |