六万遺跡(ろくまんいせき)

  勢多郡赤城村津久田字六万にあり、赤城山西麓の山麓崖下に広がる河岸段丘の東端(標高約290メートル)に立地する。縄文時代から古墳時代にかけての集落遺跡である。1918年ごろの貯水池建設工事に伴って多量の土器や石器が出土したことにより関心がもたれるようになり、1953年と1968年の2度にわたって縄文時代の住居が見つかり、簡単な調査が実施されている。1992年から1993年にかけて、道路および河川改修工事に伴って赤城村教委が発掘調査した。縄文時代前期の諸磯c式の住居1棟と前期から後期にかけての土坑19基が見つかった。出土遺物は赤城村歴史資料館に保管されている。〈小林修〉

[文献]
◇『六万遺跡発掘調査報告書』 赤城村教委 1993

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