矢場向遺跡(やばむかいいせき)

  太田市台之郷字矢場向にあり、渡瀬川扇状地の扇央東端部に立地する。1984年に土地改良事業に伴って県教委が発掘調査した。古墳時代前期の住居6棟のほか土坑、溝状遺構が見つかった。第2号住居から、器台、甕、壷などが出土している。4世紀代と考えられているが、かなり古い様相の特徴を兼ね備えており、弥生時代の土器を出土した東接する駒形遺跡、北接する礎之宮遺跡との関連の中で本遺跡の性格をとらえていく必要がある。出土遺物は県教委に保管されている。〈石川和孝〉

[文献]
◇『矢場向遺跡』 県教委 1985

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