柳原遺跡(やなぎはらいせき)

  前橋市青梨子町字柳原にある。榛名山東南麓斜面が前橋台地と接するところで、八幡川と安良田川に挟まれた台地上の安良田川東岸に立地する。松ノ木遺跡と同じ台地上にあり、ともに清里南部遺跡群内の遺跡である。1980年に土地改良事業に伴って前橋市教委が発掘調査した。奈良時代とみられる竪穴住居1棟と平安時代および中世とみられる溝各1条が見つかった。平安時代の溝は竪穴住居を壊して造られていた。また、中世の溝には水流の痕跡があり、覆土中からは初鋳1086年の渡来銭(元祐通寶)が出土した。出土遺物は前橋市教委に保管されている。〈唐澤保之〉

[文献]
◇『清里南部遺跡群』III 前橋市教委 1981

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