八木連狸沢遺跡(やぎつれたぬきざわいせき)

  甘楽郡妙義町八木連字狸沢にあり、南東に流れる高田川に沿った南側丘陵上に立地する。1987年に上信越自動車道建設に伴って妙義町遺跡調査会が発掘調査した。弥生時代後期の竪穴住居1、奈良・平安時代の竪穴住居23、明治時代の炭窯などが発見された。弥生時代の竪穴住居は南東向きの斜面に平坦面を造ってから構築する方法をとっている。奈良時代、平安時代ではまとまった小規模な集落が形成されており、この時期から高田川流域への本格的な水田開発が始まったことを示している。出土遺物は妙義町教委に保管されている。〈大木紳一郎〉

[文献]
◇『古立東山遺跡 古立中村遺跡 八木連狸沢遺跡 八木連荒畑遺跡』 妙義町遺跡調査会 1990

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