八木連荒畑遺跡(やぎつれあらはたいせき)

  甘楽郡妙義町八木連字荒畑にあり、高田川に沿った南側丘陵上に立地する。1987年に上信越自動車道建設に伴って妙義町遺跡調査会が発掘調査した。縄文時代の竪穴住居3、弥生時代後期の竪穴住居11、古墳時代の竪穴住居4、奈良・平安時代の竪穴住居14や礎石建物3などが見つかった。弥生時代では、在地の樽式土器に伴って吉ケ谷式、赤井戸式土器や南関東の弥生町式土器が出土し、移住を含めた地域間交流のあり方を示すものとみられている。平安時代の礎石建物は寺院と推定される。上野国分寺で8世紀末以降に使われたとされるものと同笵の瓦が出土した。これは安中市秋間窯群産であることが判明している。出土遺物は妙義町教委に保管されている。〈大木紳一郎〉

[文献]
◇『古立東山遺跡 古立中村遺跡 八木連狸沢遺跡 八木連荒畑遺跡』 妙義町遺跡調査会 1990

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