| 南新波大道上遺跡(みなみあらなみだいどううえいせき) |
| 高崎市南新波町字大道上にあり、市街地から北西約5キロメートル、烏川と榛名白川の合流地点より東へ約700メートルにあたる。榛名山麓の扇状地形の末端部から高崎台地の平坦地形に移行する地点に立地する。1991年に市営住宅建設に伴って高崎市教委が発掘調査した。As-Bに埋もれた19面の水田が見つかった。水田面は、北から南に傾斜する地形に合わせて造成されており、上面と下面との水田面の比高は7センチメートルから10センチメートルほどある。個々の水田はほぼ平坦に造られていた。調査範囲内では水路は見つかっていない。このことから各水田に設けられた水口を利用することにより、北側上面の水田から南側下面の水田へと順次水を取り入れていたものと考えられる。調査資料は高崎市教委に保管されている。〈村井田雅明〉 |
| [文献] ◇『高崎市文化財調査報告書』121 高崎市教委 1992 |