| 三ケ尻古墳(みかじりこふん) |
| 粕川村深津字三ケ尻にある。西原遺跡の南端に隣接する。1985年にほ場整備事業に伴って粕川村教委が発掘調査した。調査時には墳丘の大部分が削平されており、一部だけが土塁状に残されていた。埋葬施設は天井石を除いて残っていたため、墳丘の一部と周堀、それに石室について調査を実施した。埋葬施設は袖無型横穴式石室で、床面から多量の玉類が出土した。また、一部残った墳丘部には円筒埴輪列があり、大刀、家などの器財埴輪も出土した。直径35メートルほどの円墳ないしは前方後円墳と想定される。出土遺物は粕川村出土文化財管理センターに保管されている。〈小島純一〉 |
| [文献] ◇『深津地区遺跡群』 粕川村教委 1985 |