| 万福原古墳(まんぷくはらこふん) |
| 安中市下秋間字万福にある。独立丘陵の頂上付近に立地する。『上毛古墳綜覧』では秋間村12号墳として記載されている。墳丘直径約12メートル、高さ3メートルの円墳である。周囲は桑畑となっている。埋葬施設は南東側に開口する両袖型の横穴式石室である。玄室は凝灰岩と安山岩の截石からなり、石の積み方は互目積である。玄門は凝灰岩の截石切組積で造られている。玄室の長さ2.85メートル、高さ2.9メートル、奥幅2.1メートル、中央部幅2.25メートル、玄門に接するところの幅は2.15メートルある。羨道の長さは4.25メートルである。7世紀第3四半期から第4四半期にかけての築造とみられる。〈深町真〉 |
| [文献] ◇『安中市誌』 1964 ◇右島和夫「截石切組積石室の研究」『東国古墳時代の研究』 学生社 1994 |