| 前田遺跡(まえだいせき) |
| 勢多郡粕川村西田面字前田にある。粕川と山麓湧水による谷地とに挟まれた洪積台地南端部に立地する。1980年、1992年、1994年にほ場整備、宅地造成、住宅建設などに伴って粕川村教委が発掘調査した。これまでの調査で古墳時代中期から後期までの竪穴住居、縄文時代前期の陥穴が見つかっている。竪穴住居には埋土の床面直上にHr-FAがあるものや、この火山灰を含まないもの、上位にこの火山灰を含むものなどがある。広範囲の広がりをもつ古墳時代後期前半の大規模な集落遺跡である。出土遺物は粕川村出土文化財管理センターに保管されている。〈小島純一〉 |
| [文献] ◇『前田F1』 粕川村教委 1982 |