| 原屋敷遺跡(はらやしきいせき) |
| 佐波郡玉村町上之手にある。遺跡の南約700メートルには烏川が東流する。『群馬県古城塁址の研究』には原嘉門氏の屋敷として記載されている。推定図によると南北約80メートル、東西約120メートルの長方形の南東部に、1辺約70メートルの方形が一体となった「¬」形に近い形態になっている。昭和40年代までは堀、土居の一部が残っていたらしい。1988年と1994年に玉村町教委が発掘調査し、西外堀と山崎図に示されていない内堀と推定される西辺と南辺の一部、内堀区画内から埋め立てられた堀、溝、井戸などが見つかった。中・近世の板碑、石造物、陶磁器片が出土している。出土遺物は玉村町教委に保管されている。〈笠原仁史〉 |
| [文献] ◇『玉村町中世城館址分布調査』 玉村町教委 1986 ◇山崎一『群馬県古城塁址の研究』上 1978 |