| 浜尻天王山古墳(はまじりてんのうやまこふん) |
| 高崎市浜尻町にある。井野川右岸の自然堤防上に立地する。『上毛古墳綜覧』では中川村第1号墳にあたる。1955年に群馬大学が墳丘の外形調査を行っている。埋葬施設は未調査である。墳形は前方後円墳で、規模は現存長で53メートルある。墳丘は削平のため形状が不明瞭であるものの、後円部に比して前方部が発達した墳形であることは分かる。埋葬施設は後円部に一部石材が露出していることから、横穴式石室であることが推測される。墳丘には埴輪があったと考えられるが、出土遺物は不明である。古墳の築造年代は、墳形の特徴から6世紀後半と考えられる。墳丘は削平を受けているが現存している。〈深沢敦仁〉 |
| [文献] ◇横塚四郎「古墳について(古墳文化)」『中川村誌』 |