丹生城西遺跡(にうじょうにしいせき)

  富岡市上丹生字竹ノ入にある。西方の妙義山塊から続く大桁山の東麓、丘陵部が小河川によって浸食されて形成された谷部に立地する。1988年に上信越自動車道建設に伴って3600平方メートルを富岡市教委が発掘調査し、河川跡と溝などが見つかった。出土遺物はわずかであったが、縄文時代前期、中期の土器や石器を中心に、古墳時代、平安時代の土器、近世の陶器など多彩なものが見られる。特に縄文時代の遺物が多く、調査地点の周辺に集落があるものと考えられる。出土遺物は富岡市教委に保管されている。〈井上太〉

[文献]
◇『前畑遺跡・内出・遺跡・丹生城西遺跡・五分一遺跡・千足遺跡』 富岡市教委 1992

戻る